世の中に星の数ほどあるダイエット方法の中で自分に合ったメソッドを見つけるのはなかなか難しいですよね。しかし偶然始めた月曜断食が私にはドンピシャ!こんなにもフィットした理由を今日は探ってみたいと思います。
そもそも月曜断食には合う人と合わない人がいる
まず初めに月曜断食は万能なダイエットメソッドではありません。合う人には合うし残念ながら合わない人もいるでしょう。これはHarriet Ginza総院長で月曜断食考案者でもある関口 賢先生もTwitterでこのように述べられています。
ダイエットされているみなさん全員のバックグラウンドが違うように、月曜断食が合うか合わないかも人それぞれ。なので今回はあくまでも「私自身」の主観による月曜断食の感想になることをご了承願います。
月曜断食向きなライフスタイル
向き不向きを語る前に月曜断食についてはこちらをご参照くださいね。
オフィスワークで土日がお休み
月曜断食の基本ルールは月曜日に不食をして火曜日から金曜日が良食、土日が美食日ですが(もちろん都合で曜日は変えてもOK!)平日はオフィスワーク、土曜日曜が休みな私の生活パターンは月曜断食を行う上で好都合でした。断食日の月曜日は仕事をしていれば空腹感は多少は紛れるのでそれも好都合。
また職場にはランチルームがあるためお弁当を持参し外食ランチはほぼなし。良食日に外食せずに済んだのも大きな要因です。
家族に手がかからなくなった
ダイエットは究極の自分との向き合いですが、家族がいるとそうも言ってられませんよね。自分が食べない食事を作らなくてはならないし、運動をしたくても思うようにはいかない。我が家は子ども達が成人し手がかからなくなったため食事の支度の心配もなく自分の都合で動けるのがダイエットに大いに役立っています。
また夫も私が食事を作らない月曜日の夜などは自分で食事を温めたり(一応前日のうちに用意はしておく)、夕食時は炭水化物を食べないのでおかずを用意するだけなのも助かっています。
元々睡眠時間が多かった
月曜断食では睡眠時間も重要とされていますが元々毎日23時には就寝していて7時間は寝ていたため、開始後もいつも通りに寝て起きて睡眠時間はたっぷりな生活でした。
オンオフのある生活が好き
私は平日は仕事に打ち込み週末はプライベートを満喫するメリハリのある生活を好んでいます。月曜に不食をして火曜日から金曜日が良食、土日が美食と1週間の中でオンオフがきっちり区別され「ハレとケ」が毎週やってくる月曜断食のサイクルが自分のライフスタイルに合致していたのも取り組みやすい理由のひとつでした。
良食寄りな食生活
良食の土台がすでにあった
月曜断食を始める前は10年ほど50kg台を維持する生活を送っており、30kg減量した時の「デブ脳」の矯正(食に対する思考と嗜好のチェンジ)が大いに役立っています。食生活も月曜断食の良食日の内容に似ていて、拳2個分を守るのはなかなか大変ですが、食事パターンについては抵抗なくスッと入っていけるものでした。
食欲コントロールと空腹に耐えるのが比較的得意
また同じく30kg痩せた過程で食欲のコントロールができるようになったのも月曜断食に取り組みやすかった理由の一つだと思います。
もちろんいつもいつも誘惑に勝つことはできず食べ過ぎてしまうこともあります。また食事のコントロールはできてもアルコールのコントロールができない。飲むとつい食べたくなってお腹がいっぱいなのに食べてしまう。私のリバウンドの要因はアルコールだと分かっているのに中々やめられないのは間食やスイーツをやめられない感覚と同じなんですよね。それでも月曜断食でアルコール量を抑えることができるのは極めて重要なポイントだと思っています。
空腹に耐えるのが苦ではない
空腹への耐性は人それぞれ。例えばうちの夫は1日3食のうち1食も欠かすことができません。空腹になると怒り出すくらい空腹状態が辛く、本人曰く「断食は絶対に無理」だそう。それに対し私は空腹への耐性が比較的ある方で1日の断食ならお水だけで過ごすことができるのも大きな要因ですね。
明確なルールが存在している
ルールを守る安心感
月曜断食には幾つかの守るべきルールがあります。今は維持期のためそこまで厳密ではありませんが、本気で減量に取り組んでいた時は原則ルールに忠実でした。なぜならルールを守っていると安心感があったからです。
上記のような事態に面してもルールを守って実践していたら何か他に原因はあるはずです。例えば身に覚えのない増量なら女性の場合はホルモンバランスの影響を受けていたり、水分の滞りや排泄がうまくいってなかったり。また停滞期であればやり方を変えずに続けていれば再び体重が落ち始めるなど。月曜断食には明確なルールがあるので「ルールを守っていればなんとかなるよね」的な安心感があったのがよかったです。
「食べっちゃダメ」なルールがない
でもいつもいつもルールを守っていたら苦しくなってしまうし、お約束通りにいかない時も多々ありますよね。月曜断食には断食日を除けば「絶対に食べてはダメ」というルールはないから、食べたいものがあればその時は我慢するとしても「週末の美食日までお楽しみを取っておく」こともできる。週末にお楽しみがあるからこそ地味な平日が粛々と過ごせる。この考え方が私はにとてもフィットしているのです。
活発な月曜断食のSNSコミュニティー
ダイエットを成功させるための重要なコツは「継続すること」ですが、ひとりで黙々とやっていると中々難しいですよね。でも月曜断食にはSNSの活発なコミュニティーがあって検索するとみんな同じ日に断食の空腹に耐えていたり美食を満喫していたり、そして時には励ましあったり。そんなSNSの存在も月曜断食が自分に合った要因のひとつだと思っています。
月曜断食は一生続けるものではない?
そんな自分にフィットする月曜断食ですが-8kgを達成した後はほぼ不食はしていません。何より関口先生も「月曜断食は一生続けるものではなく食のフルモデルチェンジ」とおっしゃっていますしね。
でももし今後体重が増えそうな時は再び不食もするし「食のフルモデルチェンジ」=「食の矯正」もしたい。そして今は月曜断食メソッドを取り入れた持続可能(サスティナブル)なダイエットに挑戦中です。
合わないと思った時は
この様に私にはとても合っている月曜断食ですが、残念ながら全ての人にフィットするわけではありません。今まさに自分には合わないと思っている方もいらっしゃることでしょう。例えば夫のように空腹が長時間続くと体調が悪くなったり精神的にも辛くなったりするなど不調をきたす場合は別な方法を検討されてみるのも一策ではないでしょうか?月曜断食が減量メソッドの全てではないのでね。
また、月曜断食である程度結果を出した後にどこまでこのメソッドを続けるか?一生続けるメソッドではないのでいずれかはどこかで区切りをつける日も出てくるでしょう。
ただ、まだ始めたばかりで結果が出なかったり、なかなか体重が減らず迷子になっている方もいるかもしれません。そんな方のために(自分のためにも)過去の自分のダイエット日誌に書いてあった言葉を置いていきますね。
1度決めた事はすぐに結果が出なくても続ける。我慢強く続けると成果が出て、成果が出るから更に続けられる。小さな目標を作って達成感を味わう。
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